弁護士 阿野順一です。
弁護士として健康に気を付けていること、弁護士の心構えのお話しをさせていただきます。
あまり知られていないかもしれませんが、弁護士が心の病気になってしまうことは多いです。
弁護士会の中には会員の弁護士向けに心理カウンセラーを置いているところもあります。
弁護士は人の人生を左右するような判断をしなければいけない場面も多いですし、本当に悩み困って相談来られる方の「負のオーラ」を浴び続けることになります。
そのため、プロとしてではなく、当事者として事件に深入りしすぎると精神がやられてしまうようです。
顔見知りの弁護士が心の病気で休職中との噂を聞く度に、事件を解決して大変喜んでいただけることもあり、非常にやり甲斐のある仕事ではありますが、それだけの責任を負っているということを改めて自覚させられます。